BIRDER'S NEWS

今月のBIRDER

今月の鳥景色

ヒヨ吉が行く

イベント情報


 


◆◇シマセンニュウ◆◇


上:(6月)北海道帯広市  シマセンニュウ
下:(9月)石川県輪島市  シマセンニュウ若鳥

Photo ★♪鳥くん

和名

シマセンニュウ

英名

Middendorff's Grasshopper Warbler

学名

Locustella ochotensis

種目

スズメ目ウグイス科

体長

15.5-16cm

さえずりはチリリリ、チュピチュピチュピ。地鳴きはチィッチィッ、もしくはチュッチュッ。

平地の草原、牧草地や湿地。

季節

夏鳥として北海道に渡来し、繁殖。本州以南には旅鳥として、春と秋に通過する。

機材

(上)
(下)コーワTSN-884+ソニ- CYBERSHOT W7

 

 

 

 

♪鳥くん的観察頻度:

シマセンニュウは国内では北海道のみで繁殖するので、よく似ているウチヤマセンニュウと同時に見る機会は渡りの時期くらいだが、非常に少ないか皆無と思っていいだろう。
まず鳴き声では、シマセンニュウは「チリリリ、チュピチュピチュピ」と鳴くが、ウチヤマセンニュウは「チチチ、チュピチュピチュピ」と出だしが異なる。よく似ているが同時に聞くことは皆無だろう。
また、シマセンニュウはチリリリリリリと鳴きながら、数メートル短時間上空にあがって降りるディスプレイフライトをするが、ウチヤマセンニュウがしているのは見たことがない。

見た目では、シマセンニュウの方が嘴や足が華奢で、ウチヤマセンニュウの方がシマセンニュウよりやや大きく、嘴や足が太く長い。三宅島でウチヤマセンニュウを見た二日後に北海道でシマセンニュウを見たことがあるが、印象はけっこう違った。しかし、渡りの途中や本来の生息地での短時間の観察では両種の識別は、なかなか難しいかもしれない。
以前、秋の沖縄でシマセンニュウを見たことがあるが、その決め手となったのは、尾の両側の白斑がよく目立ったこと(ウチヤマセンニュウの尾の両側も白いがさほど目立たない。注意しなければ気付かないような場合も多い)と、パっと見の印象が華奢でウグイス、コヨシキリのような印象を持ったことだ。

ウチヤマセンニュウはオオヨシキリ風。シマセンニュウはコヨシキリ風と言ったら言い過ぎだろうか。

他のヨシキリ類は過眼線や側頭線があり、注意すれば識別できる。

 

ウチヤマセンニュウ
 
コヨシキリ
撮影者/♪鳥くん 撮影者/♪鳥くん

(5月)東京都 三宅島
 
(5月) 静岡県朝霧高原

右シマセンニュウ
左ウチヤマセンニュウ
(not scale)

 
エゾセンニュウ
 
マキノセンニュウ
    撮影者/中西栄子

 
 
ウチヤマセンニュウ顔
 
シマセンニュウ顔
撮影者/♪鳥くん   ※シマセンニュウはウチヤマセンニュより華奢な印象で、極端に言えば、シマセンニュウはコヨシキリ的。ウチヤマセンニュウはオオヨシキリ的な雰囲気。(♪鳥くんはそんなイメージがあります)
撮影者/♪鳥くん
機材/コーワTSN-824+ソニ- CYBERSHOT W7
withデジスコ.COM
Turbo Adaputer P1+TA-W1+TA4+5

(月)東京都三宅島
 
(6月)北海道帯広市

シマセンニュウ、他、センニュウ類の写真大募集しています!!!応募はこちら

All text by ♪鳥くん

戻る

 永井真人 ♪鳥くん MASATO NAGAI