*詳しくは雑誌「BIRDER」を見て下さい。
先に誌面を見た方がより楽しめると思います。

by永井真人(♪鳥くん)


大阪府■ 交野野鳥の会(かたのやちょうのかい)
 
〜交野いきものふれあいセンターで会いました(※)〜

創立年:創立1969年、交野町野鳥を守る会を経て、1980年、交野野鳥の会発足。
会長:渡辺晋一郎さん
会員:158名(こりゃあすごいぞ!!!かなり大規模!)

 ■ 交野野鳥の会 ■取材に集まってくれた会員のみなさん。昨年のBIREDR誌面に登場した五條貴子ちゃん(左下)も交野野鳥の会の会員。右下が会長の渡辺さん。

交野野鳥の会の魅力
発足当時は現在、交野市でふつうに見られるハシブトガラスやケリが珍しい野鳥だったそうです。
会員のみなさんは、交野市野鳥リストの執筆から、市内にあるいきものふれあいセンターの内部展示への協力、小中学校での授業、市民教養講座「野鳥解説」、市民バードウォッチング開催、市内を流れる天の川(すてきな地名!)の野鳥掲示板の設置や、写真展、メ-リングリスト、、、とにかくキリがないほどの活動内容です。発足には自然保護に熱心な当時の市長さんの後押しもあったそうで、行政と関係が深いそうです。市民とのふれあいをとても大切にしていて、会員数が多いのもうなづけます。いったいどういう仕組みでこんだけの活動ができるんだろう?とおもってしまう内容。

※交野いきものふれあいセンター:交野野鳥の会が内部展示などに協力し、活動の拠点の一つとしている場所。自然関係の本やビデオ、写真、陳列ケ-スから、棚までも持ち寄り。看板も手作りで、本当にあったかくて、まさに「ふれあい」センターなのです。センターは静かな山中にあり、目の前には大きな池があり、オシドリ100羽以上が越冬しています。ミヤマホオジロも多く見られます。

探鳥会の風景「市民探鳥会 交野山山頂 探鳥会」「くろんど園地探鳥会」

地元の小学校での「授業応援」風景。会員の近田さんによるBC(バードカービング)講習、イラストによる鳥の嘴の説明

会報「カワセミ」も完璧なできばえ。本当にアマチュアなのか?と思ってしまいます。

野外で行う恒例の忘年会では、会長さんが竹を切るところからはじめる「かっぽ酒」をふるまってくれます。これもまた手作り。ビンゴゲ-ムまで(笑)
地域自治会探鳥支援 図鑑を使っての説明

(2005年度)〜グワ〜〜〜っとすごすぎる!年間スケジュ-ル

4月

私市植物園/早朝大阪城公園オオルリなどの夏鳥は無事到着したカナ?/春の穂谷コース野鳥と草花を楽しむ

5月

南港野鳥園/八東町ふるさとの森/六甲森林公園/アカショウビンを見よう/センター探鳥会 私市〜くろんど園地

6月

星田駅〜ほしだ園地、夏鳥の囀りを聞きましょう/星田ボッテの谷〜/妙見小 探鳥会 ほした園地

7月

アオバズク観察会/妙見小 早朝探鳥会 傍示キャンプ場

8月

室内例会/南港野鳥園シギ・チドリの秋の渡り観察

9月

交野山タカの渡り観察会/金剛山

10月

星田の田んぼでノビタキを観察します。/妙見小 ブローチ作り応援

11月

秋の穂谷コース秋の里山を歩きます。/湖北バスツアー/甘南備山/私市山手自治会探鳥会案内 天野川

12月

探鳥忘年会/かいがけ道から白旗池/奈良公園/センター探鳥会 かいがけ道〜白旗池

1月

天ヶ瀬ダムヤマセミとヒメアマツバメとイワツバメ//平城京跡と水上池/ガールスカウトリーダー研修会 天野川

2月

天野川でカワセミを見よう/三川合流/妙見小 天野川観察会

3月

淀川左岸/山田池公園

※月2回のペ-スで探鳥会を行ってます(基本的に平日1回、休日1回)。小学校や、地域自治会での活動など多岐に渡り、ベンチャー!ここんとこNPOもそうだけど、数ばかり増えて活動は小さく、細かい分、大規模な展開が少ないと思います。いろいろなところと一緒になって、より充実した活動をする。こういった交野野鳥の会のような活動には学ぶべきものがたくさんあります。この他にも交野野鳥の会の会員4名が日本野鳥の会、大阪支部主催の探鳥会(月2回)の幹事を務めています。会員はそれぞれ行きたいところ行きたい場所へ出かけて行きます。

読者プレゼント(BIRDER誌面):交野市民の手作り野鳥ブロ-チ。(ふれあいセンター主催で交野野鳥の会、会員が指導したり、市民と一緒に作っている野鳥のブロ-チ。)


まだまだあります。交野いきものふれあいセンターの様子」

これが会員の手作り!?プロの腕前!

ふれあいセンタ-周辺と、窓から見えるオシドリが集まる池の様子(オシドリは岸辺近くの木の下にたくさん隠れています。写真で見せれないのが残念。)

ふれあいセンターの展示風景。

はく製は市内で落鳥したもの(市民が拾得したものばかり)。ヤマショウビンが!!! しかもとてもきれいに保管されています。
地元、天の川に設置されている野鳥掲示板

野鳥の撮影が上手な交野鳥の会会員の「「松村万知子さん」。写真がふれあいセンターに展示されています。後ろに見えるジョウビタキ、エナガなど。ボタンで動いたり、ロボットや音声がない、「身近でわかりやすい、手作り展示」に興味がひかれます。前々から思っていましたが、よくありがちな、音声やら、モニターを使ったダサくてためにならない、心にも残らない展示はもう止めましょう!!全国の自然センターのみなさん。市民に声をかけてドングリを集めてオシドリのエサにしています。


※「がんばれ鳥組」では自薦、他薦を問わず、取材できるアマチュア野鳥グル-プを募集しています。
また、野鳥に関係のないようなことでも「人と人」「野鳥の様々な楽しみ方」「野鳥を通じた出会い」を伝えていきたいと思っています。
今回の交野野鳥の会。ぶっちゃけ予算が下りなくても、持ち寄り、手作りで自然センターがやっていけること。
地元に密着して、ふれあっていくことで、いつしかそれが自然、野鳥の保護につながっていくこと。実際にここまでやれるんだということなどを教えてもらいました。